巷のカラー専門店と僕のカラーの違いのお話

白髪が伸びてきたとき、いつもどこでカラーをしていますか?

大きくは

・美容室で染める

・ご自分で染める

の2パターンかと思います。

 

その中で『美容室で染める』というのは今は色々な選択肢があって、スーパーに併設していたりショッピングモールの中に入っているような【カラー専門店】という美容室が出てきました。

 

対して僕もカラー専門の美容師。

つまり言ってみれば、僕もカラー専門店なんです。

 

じゃあその違いは何か。

何を基準に選べば良いのか。

今回はそんなお話です。

巷のカラー専門店はクイックカットと同じ

巷のカラー専門店は、簡単に言うとクイックカットと同じ。

つまり、いわゆる1,000円カットのカラーバージョンみたいなイメージですね。

伸びてきた根元の白髪だけササっと染めてくれて、シャンプーは機械、乾かすのは自分で。

みたいなスタイルのお店が多いです。

とにかく早い・安いが売りです。

 

ただしハイライトを入れたい、白髪ぼかししたいなど、細かいご要望にはお応えできません。

「今後どうしていけばいいのか」というお悩みにも答えてくれないでしょう。

 

デザイン性を求める場合や、徐々に白髪染めをやめていきたいといった深いお悩みがある場合は物足りないと感じるかもしれません。

そして、どうしても沢山のお客様を受け入れないといけないので、入店待ちが発生することや、カラー施術後の放置時間にムラがあったりします。

さらに、前述のように機械でのシャンプーや美容師のシャンプーもスピード重視で、リラックスできないなども人によってはマイナス点でしょう。

 

カラーの色味を変えるつもりはなく、早く安く済ませたいという方向けです。

僕もカラー専門ですが全く真逆です

同じくカラー専門店でも僕の場合は真逆で、効率よりもお客様お一人お一人への個別対応を重視しています。

 

巷のカラー専門店と比べて、遅い・高いと言えます。

とはいえヘアカラーは時間との闘いなので、もちろんムダな時間はかけませんが。

 

遅いというのは、お客様のお悩みや今後のプランをしっかりと組み立てるために、カウンセリングのお時間を長く設けていることや、ハイライトなどのデザインカラーを施術することが多いためです。

 

そしてシャンプーは、ついつい寝てしまうほどリラックスしてもらえる空間と技術をご提供しています。

 

貸切空間でマンツーマンの施術なので、周りの目や声、音を気にせずに過ごしていただけるのもポイントです。

 

料金や時間よりも、今のカラーを変えていきたい、リラックスして過ごしたい方向けです。

カラー専門店の違いまとめ

なぜ違いを明確に言えるのか?というと、僕はカラー専門店でバイト経験があるからです。

 

僕は新卒で入社した美容室で、アシスタントの頃からヘアカラーしかしていないヘアカラーリストです。

かれこれ20年以上のヘアカラー一本で美容師をしています。

現在はフリーランスのヘアカラーリストとして働いていますが、せっかくフリーランスなので、視察の意味を込めてバイトを経験しました。

自分とは真逆のやり方なので大変勉強になりましたし、知見が広がりました。

 

巷のカラー専門店と僕のカラーの違いを例えるなら、食事の時にファストフードへ行くかレストランへ行くのか。

そのくらいの違いがあります。

 

どちらにもメリット・デメリットがあるので、今回の記事を参考に未来のなりたい自分のイメージに対して理想のお店を選んでくださいね。

 

ご相談・ご来店をご希望のお客様は、ぜひLINEのQRコードからご連絡ください。

お会いできる日を楽しみにしております。

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追記。

 

僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。

当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。

どこにでもいる普通の少年でした。

 

でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて

自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき

=世の中にはそんな人が多いはず

=そんな人たちの助けになりたい!

といったような理由で美容師を志すようになりました。

 

美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。

 

この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります