
白髪ぼかしカラーとか、白髪ぼかしハイライトってやったことありますか?
やったことがあるという方も
「いざやってみたら思ってた仕上がりと違った。なんで伝わらないの?」
って思ったことはないですか?
実は、白髪ぼかしというカラーは幅が広いんです。
正確に言えば、美容師の中でも定義がバラバラなんです。
いや、もっと辛辣に言えば、フワッとしてて曖昧で、でもなんかキャッチーな響きで便利な言葉なので、なんとなくやってる美容師もいます。
なので今回はそのあたりを整理していきましょう。
読んでいただければ、きっと美容師とのイメージのすれ違いを回避できますよ。
白髪ぼかしというカラーは4パターン
白髪ぼかしカラーは、ざっくり分けると4パターンに分けることができます。
①白髪染めを使わないで一色染め
文字通り、白髪染めを使わない、いわゆるファッションカラーで一色染めをします。
白髪にもほんのり色味は入るので、白髪がぼかせるというカラーとなります。
②①+ハイライトを入れる
ファッションカラーで一色染めをしつつ、ハイライトをブレンドすることで、より白髪をぼかすことができます。
以下2つにも同じことが言えますが、ハイライトで白髪の仲間を作ってあげることが目的です。
③白髪染めは使うけどハイライトも入れる
ファッションカラーではなく、白髪染めをしつつハイライトを入れます。
一旦しっかり白髪を染めつつハイライトを入れることで、伸びてきたときに白髪との境い目をぼかす目的です。
④一色染めもなしでハイライトだけ入れる
白髪染めにしろファッションカラーにしろ、とにかく一色染めをせず、地毛を活かしてハイライトのみでカラーする方法です。
『地毛ハイライト』と呼ばれているカラーです。
実際にカラーする際は、お客様のお好みやライフスタイルに合わせて調整はしますが、白髪ぼかしは必ずこの4パターンのいずれかに該当します。
それぞれにメリット・デメリットが違いますし、美容師によって出来ることや得意なことも違います。
まずは美容師側が整理していかなくてはいけないことではありますが、お客様側としても、やりたいことをイメージしておくことをおすすめします。
そしてそれを汲み取ってくれる美容師にお願いしましょう。
ちなみに僕が担当させていただく場合は、やりたいことをイメージできていなくても大丈夫ですよ。
「なんとなく相談したい」という状態でも大歓迎です。
最初にしっかり相談して、一緒にベストなカラーを決めていきましょう。
ご相談・ご来店をご希望のお客様は、ぜひLINEのQRコードからご連絡ください。
お会いできる日を楽しみにしております。
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追記。
僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。
当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。
どこにでもいる普通の少年でした。
でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて
自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき
=世の中にはそんな人が多いはず
=そんな人たちの助けになりたい!
といったような理由で美容師を志すようになりました。
美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。
この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります
僕はヘアカラーが大好きです。この仕事は天職とは言わないまでも、自分には向いてると信じて働いています。 この記事は、そんな僕の半生の物語です!