ハイライト・メッシュ・ウィービングの違いを分かりやすく徹底解説!

「いつも1色でヘアカラーしているし、何か変えたいな。

ハイライトってやったことないから、今度オーダーしてみよう!

そういえば、メッシュも良いな!

そうだ!ウィービングもやってみたいかも!

あれ?

そもそも、この3つって何が違うんだろう?」

 

あなたも、そんな疑問を抱いたことはないですか?

 

この3つは

美容師によっても言い方が違ったりするので

明確な違いって分かりにくいですよね。

 

ヘアカラーリスト今井

ということで、こんにちは!

ハイライトデザインが得意なヘアカラーリスト今井です。

 

さて、今回の記事では

『ハイライト・メッシュ・ウィービングの違い』

を明確にしていきます!

 

かく言う僕も、最初はごっちゃになっていました。

一緒に頭の中を整理していきましょう!

この記事を読んでいただくと

・それぞれの意味を正確に理解できます。

・それぞれのデザインがイメージしやすくなります。

・イメージ通りになって、ヘアカラーした直後から毎日がハッピーになります♪

1色染めに飽きた方にも

人と違うオシャレなヘアカラーを楽しみたい方にも

この3つのカラーはすごくオススメ!

 

しかも、染め方次第では1色染めよりも根元が伸びてきたときに気になりにくい!

 

そして伸びてきたら根元をつなげて、また同じデザインを楽しむことも可能です!

 

さらには、あえて違う色や違う明るさの線をプラスしていくことで

例えば、継ぎ足し継ぎ足しで作る『秘伝のタレ』のように

あなただけのオリジナルヘアカラーに育てていく

という楽しみ方もできます!!

まずはハイライト・メッシュ・ウィービングを見てみましょう

ハイライトは、ベースとなる全体の色よりも明るい線を入れるデザインです。

ハイライトカラー

逆にメッシュは、ある程度太い線を束っぽく見えるように入れていることが多いです。

メッシュ

どちらにしてもコントラストがある線が入っていれば、

ハイライトまたはメッシュと言われます。

 

ではハイライトとメッシュの違いは?

これは線の太さの違いで呼ばれ方が違います。

ハイライトは細めの線。

メッシュは太めの線。

という違いでイメージしている方が多いです。

 

ちなみにウィービングというのは、ハイライト・メッシュとはちょっと考え方が違います。

一般の方というより、美容師がもつイメージとしてお話します。

ウィービングという言葉自体が、あまり一般的に浸透していませんしね。

 

ウィービングは、ハイライトよりもコントラストはつけずナチュラルな明るさの線を入れる。

ウィービング

そしてハイライトよりも、さらに細い線を細かく入れるデザイン

として認識している美容師が多いです。

 

実はウィービングというのは

ハイライト・メッシュのようなデザインの総称ではなく、テクニックの名前なんですが

ここでのポイントは、ウィービングをデザインとして認識している人(美容師)が多いという点です。

 

ちょっと良くわからないと思うので、次に言葉の意味から考えてみましょう。

ハイライト・メッシュ・ウィービングそれぞれの言葉の意味

さて、根本的なそれぞれの言葉の意味から考えていくんですが

結論から言うと

それぞれの違いというよりも、美容師によって考え方・言い方が違う

と言えます。

 

ということで、まずは簡潔にそれぞれの言葉の意味を整理してみましょう。

思っていたよりも意外な意味がありますよ。

ハイライト

言葉の意味としては1番広いですよね。

語源はもちろん、そのまま英語でhighlight

 

絵や写真などでは、1番明るい部分という意味。

スポーツや映画などは、1番の見せ所の瞬間・シーンという意味。

 

メイクの場合は、立体感・美肌・小顔などの効果を目的として施します。

 

では髪の場合は、と言うと

ベースとなる全体の髪色よりも明るい色を線状に染めて、立体感を出すこと

という意味です。

 

ちなみに、ベースよりも暗い線を入れることをローライトと言います。

ローライトの効果については、最後にお伝えしますね。

メッシュ

英語のmeshではありません。

英語のmeshは網という意味です。

 

ヘアカラーのメッシュは

フランス語のmècheに由来する名称

意味としては、髪の一部を別の色に染色又は脱色した状態のこと。

 

実は言葉通りの意味としては、ハイライトとほとんど一緒です。

ウィービング

最初の方で少し触れましたが、もう1度しっかりお伝えします。

聞いたことがないという方もいると思いますが、

これは髪を染める時に使われるテクニックの名称です。

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英語のweaveからくる名称で

直訳としては『織る・編む』です。

 

ヘアカラーでウィービングと言うときは、言葉の意味が表すように

編むように髪をすくい取って染めるテクニック

という意味で使われます。

 

ウィービングについて詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください↓

ハイライト・メッシュはデザインの名前、ウィービングはテクニックの名前

それぞれの意味からまとめると、最初の方でお伝えしたように

ハイライト・メッシュはデザインの名称

ウィービングはテクニックの名称

ということができます。

 

さらに、もうお分かりだと思いますが

本来の意味としては

ハイライトとメッシュは呼び方が違うだけ

なのです!

 

例えば、絆創膏の商品名がバンドエイドなのか、カットバンなのかくらいの違いです。

 

ただし注意点として

これはあくまでも言葉の意味から導き出した考え方

ということです。

 

一般的な方(美容師含む)がイメージする意味や、

美容室でのメニューとは違うことがあります!

 

ちなみに3Dカラーやホイルワークなんて呼び方もありますが、

基本的には全部ハイライトかウィービングのどちらかの意味と一緒だと思ってください!

ハイライト・メッシュ・ウィービングをオーダーする時の注意点

上記のように、実はそれぞれの違いという以上に

言葉の意味とイメージしている意味が違う

ということが多いです。

 

このことからご自身が美容室でカラーデザインをオーダーする場合は、

イメージをしっかり言葉や写真等で確認するのがポイントです!

 

僕も、お客様から

「ハイライト入れてみたい!」

「メッシュが好き!」

など言われることがありますが、

その都度ちゃんと仕上がりイメージを確認しています。

お互いのためにも。

 

そして、「ウィービングしましょう」とはほとんど言いません。

 

なぜなら、すでにご説明したように、

ウィービングはデザインではなくテクニックのことだからです。

 

つまり、

ウィービングというテクニック=メニューを使って、

ハイライトまたはメッシュというデザインを表現する

ということです。

ハイライト・メッシュ・ウィービングのまとめ

ハイライト・メッシュ・ウィービング

それぞれの違いはお分かり頂けましたか?

 

ちなみに最初にちょっと登場したハイライトの逆のローライト。

 

ローライトの効果としては

・影をつくることで立体感を出す

・細かい線としてブレンドしておくことで

・目には見えないけど、全体の色持ちを良くする

・見えるくらい太く、濃く入れることでデザインを楽しむ

というような効果があります。

 

ちなみにkakimoto armsでは

ハイライト(ローライト)とメッシュは、

メニュー上すべてウィービングというメニューです。

(ウィービングを施す量によって料金に幅があります)

 

お仕上がりのデザインは、しっかりカラーリストと相談しながら決めていきます。

ご参考までに。

 

ザックリと違いを説明してましたが、最終的に1番大事なことは

・美容師がしっかり理解しているか

・そのデザインやテクニックを使いこなせているか

ということです。

 

お客様のなりたい女性像や、やりたいヘアカラーイメージを形にして

美容室を出た直後からハッピーな毎日を過ごしていただけるかどうかは、

美容師次第ですからね。

 

そしてそのために、ヘアカラーのプロフェッショナルとして

僕たちのようなヘアカラーリストがいるわけです。

 

さて、違いが分かっていただけたところで

ハイライトについてもっと詳しく知りたいという方は

こちらの記事も参考にしてみてください

 

そして、上の記事内でも少し触れていますが

ハイライトを入れた後、根元が伸びてきた場合は

ハイライトの根元を繋げてリタッチするということも可能です↓

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

僕で良ければ何でもご相談ください(^_^)

ご相談のみでももちろんOKです。

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追記。

 

僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。

当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。

どこにでもいる普通の少年でした。

 

でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて

自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき

=世の中にはそんな人が多いはず

=そんな人たちの助けになりたい!

 

といったような理由で美容師を志すようになりました。

 

美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。

 

この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります