ヘアカラーリストが子育て中のママにおすすめする2つのヘアカラー!

子育てに日々の生活。

今は共働きや核家族化などで、お子さんがいると「自分の時間が取れない!」という方も多いと思います。

 

特に今までファッション感覚で楽しんでいたヘアカラーともなると、子育て中は定期的に美容室へ行けなくなるから中々出来なくなって、結局暗くしたり伸ばしっぱなしだったり。

 

さらにはチラホラと白い毛も見え隠れしてきてそっちも悩みのタネ・・・。

 

今回の記事では、そんな忙しい子育て世代のママさんでも長く楽しめる、そしてお悩みを解決出来るおすすめのオシャレなヘアカラーをご紹介します!

 

ヘアカラーリスト今井

ということで、こんにちは。

共働きで核家族、子育て真っ最中の

ヘアカラーリスト今井です。

この記事を読んでいただくと

・子育て中でも楽しめるヘアカラーが分かります。

・時短のお手入れ方法が分かります。

・髪がキレイになって、扱いやすくもなって、テンションも上がって、旦那さんやお子さんにイライラをぶつけなくて良くなって、家族みんながハッピーになります♪

子育て中のママにおすすめしたい2つのヘアカラー!

 

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僕がおすすめする『子育て中のヘアカラー』は2つあります。

それは、グラデーションカラーハイライトカラーです!

 

どちらも共通して言えるおすすめポイントは、明るさを楽しめることと、伸びても気になりにくいことです。

 

「そりゃあせっかくヘアカラーをするんだから、明るさを楽しめてオシャレな感じにしたい!」

「でも、なかなか自分の時間はまとまって取れないから伸びても気になりにくい方が良い!」

 

そんなママさんたちの気分にドンピシャでハマる2つのカラーです!

それぞれ詳しくご説明していきます。

グラデーションカラー

 

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グラデーションカラーはその言葉のイメージ通り根元から毛先にかけてグラデーションで明るくなっていくヘアカラーデザインのことです。

 

グラデーションカラーならではのおすすめポイントを3つお伝えします。

①伸びても気になりにくい

 

ハイライトカラーも同じポイントがありますが、グラデーションカラーの方がより効果があります。

 

根元が暗く毛先が明るいので、地毛が伸びてきても境目がハッキリしにくいため、頻繁にカラーをしなくても大丈夫です。

②結んでしまえば明るさをごまかせる

 

せっかく明るい毛先の色を楽しんでいたとしても、TPOに合わせて毛先の明るさを暗めにしておきたい場面もあるかもしれません。

 

そんな時は、長さがある程度ある方はシニヨンにして毛先を内側に入れ込んで隠す方法があります。

 

長さがそこまでない方は、ひとまずポニーテールなど1つに結んで、毛先のみシャンプーで落ちるタイプの茶色や黒のスプレーをかけておけば、簡単に明るさを落ち着かせることができます。

③最終的には切っちゃえばOK

 

グラデーションカラーと言っても、長さや明るさは人それぞれ。

 

例えば毛先をブリーチで金髪にしたグラデーションカラーであれば、それなりに負担もかかっているはずです。

 

万全にケアはしていても「もうパサついてどうしようもない!」という方で、長さをどうしてもキープしたいということでなければ、最終的には切ってしまえばOK!

 

そこからまたグラデーションカラーに染め直すこともできます!

グラデーションカラーデザインの一例

 

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ハイライトカラー

 

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ハイライトカラーは、ベースとなる全体の髪に明るい筋状のカラーを入れるカラーデザインです。

 

よく分からないという方はこちらの記事をご参照ください↓

 

ハイライトカラーについても、おすすめポイントを4つお伝えします。

①伸びても気になりにくい

 

グラデーションカラーとはまた違った見え方で、伸びても気になりにくい効果があります。

 

ベースに対して明るい線を入れるカラーデザインなので、ベースが暗めであれば明るさを楽しみつつ伸びても気になりにくいです。

②白髪が目立ちにくい

 

グラデーションカラーとの1番の違いです。

 

子育て世代の方だと「今まで白髪は無かったけど、ここ数年で数本生えてきて気になる・・・」という方も多いのではないでしょうか?

 

黒髪の中に白い髪があるから目立ってしまう白髪。

それに対して、例えば染まっている髪が焦げ茶のベースに茶色いハイライトなど少しでもコントラストがあることで、白髪が伸びてきても目立ちにくくなります!

③アレンジしてもかわいい

 

立体感を楽しめるカラーデザインですので、アレンジしてもかわいいです。

 

アレンジと言っても、日々忙しく時間のない中で、そんなに難しいことはしなくても大丈夫です!

 ラフに1つに結ぶだけでも、自然と立体感が強調されるのでオシャレに見えます。

④伸びてきたらリタッチもできる

 

ものすごくコントラストをつけていなければ、そのまま伸ばしっぱなしても大丈夫です。

なぜなら一色で染めるよりもともと境目がハッキリしていないからです。

 

仮に伸びてきて気になるようであれば、ハイライトをリタッチすることも可能です。

 

ハイライトのリタッチについてくわしくはこちら↓

ハイライトカラーデザインの一例

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それぞれのデメリット

 

デザインとしてのメリットは多くあるものの、デメリットがないわけではないのでお伝えしておきます。

 

それは、施術の料金&時間がかかるということです。

 

単純に一色染めに比べて、どうしても施術料金は高くなります。

そして、施術工程も多くなるので時間もかかります。

 

このあたりは、予算やライフスタイルにもよる部分ですが、分かりやすくするためにデメリットとしました。

 

補足としては、一色染めに比べて美容室での滞在時間がかかる分、その後長く楽しめるので周期が開いても大丈夫ということになります。

グラデーションカラーとハイライトカラーの時間の目安

 時間の問題は、子育て世代のママさんたちにとってある意味1番の懸念だと思います。

ということで、それぞれのデザインは目安としてどのくらいの滞在時間で施術できるのか?をお伝えします。

美容室によって時間は前後しますので参考程度としていただき、詳しくは担当美容師と良くご相談ください。

 

今回は全てヘアカラーのみの施術時間としてお伝えします。

 

ヘアカラーの施術時間を左右するポイントは、やりたいデザインに対しての【明るさ】・【髪の長さ】・【ヘアスタイル】によります。

 

基本的には明るくするほど時間がかかり、髪が長いほど時間がかかります。

そして、ヘアスタイルによって、ヘアカラーデザイン的に染める必要がある箇所・染めなくても問題ない箇所が出てくるので、染める必要がある箇所が多いほど時間がかかります。

 

それでは、上記のデザインサンプルと照らし合わせながら時間の目安をお伝えします。

まずはグラデーションカラーから。

gradationcolor

このショートデザインは御覧の通り襟足は染まっていません。

ですが、毛先は結構明るいのでその分少し時間がかかります。

施術時間の目安は1時間半程度です。

 

gradationcolor

ロングですが、明るさは控えめなので、その分時間はかかりません。

目安は2時間程度です。

 

gradationcolor

ロングで毛先もかなり明るいので、結構時間はかかります。

3時間前後は見て頂きたいデザインです。

 

次にハイライトカラーを見ていきましょう。

highlightcolor

ハイライトカラーのケースですが、このデザインも明るめショートです。

グラデーション同様、襟足は染まっていません。

時間は1時間半程度です。

 

highlightcolor

こちらは明るさ控えめのショートです。
このデザインであれば、30分ほどで終わります。

 

highlightcolor

アレンジバージョンですが、ロングの明るいハイライトデザインです。

このカラーですと、3時間前後は見て頂きたいです。

 

このように、【明るさ】・【髪の長さ】・【ヘアスタイル】でかなり施術時間の差があります。

ご希望のデザインと時間とをよく照らし合わせつつ、担当美容師とご相談していきましょう。

セルフカラーじゃダメ・・・?

 

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定期的に美容室に通ってヘアカラーをし続ける時間はないし、かと言って地毛の黒髪のままはオシャレじゃないからイヤ。

 

「じゃあ家で自分で染めれば良いかな…?」

自分の都合の良い時間でササっとすぐに染められて、しかも安い!

 

たしかにコレはセルフカラーのメリットです。

でもやっぱりプロとしてはおすすめ出来ないセルフカラー。

 

自分で染めるのは思ったより難しいのでムラになりやすいですし、セルフカラーのヘアカラー剤は美容室で扱っているプロ用のヘアカラー剤に比べて少し強く出来ているので、髪が傷みやすいです。

 

そして、今回ご紹介しているグラデーションカラーやハイライトカラーのように『根元の伸びが気になりにくく、しかもオシャレなデザイン』というヘアカラーは出来ません。

 

なかなか時間が取れないからこそ、美容室で染めておくことをおすすめします・・・!

子育て前のヘアカラーはどうしていましたか?

 

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おすすめのヘアカラーデザインを2つご紹介しましたが、実はこの2つのデザインが簡単にできる場合とやや難しい場合とがあります

 

それは、子育て前(出産前とも言えるかもしれません)のヘアカラーをどうしていたか?つまり、【履歴】がどうだったか?ということです。

それまでやってきたカラーの履歴を生かせるかどうかで、デザインが出来るか出来ないか?だけではなく施術時間も前後します

伸ばしっぱなしだった

 

最後のヘアカラーの履歴が、『いつも通りの(明るめの)ヘアカラー』で、その後はヘアカラーをするタイミングがなく伸ばしっぱなしだったという方。

 

その場合は、グラデーションカラーもハイライトカラーもできます。

暗くした

 

最後のヘアカラー履歴が、『いつもの色より暗くした』という場合には、まず明るくできるかテストする必要があります

 

ヘアカラーは、明るい髪の状態から暗くすると、その次のヘアカラーは明るくなりにくいという性質があります。

 人工的に染めたヘアカラーの色素は、暗い色ほど色落ちしにくいからです。

 

やりたいヘアカラーデザインのイメージは持ちつつ、後はテスト結果次第ということになりますので、担当美容師と良くご相談ください。

子育て前後のヘアカラーのタイミングはいつが良い?

 

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ライフスタイルや体調にもよるので、ベストと言えるタイミングをお伝えするのは難しいですが、やはり本格的に子育てが始まる前に一旦ヘアカラーをしておくのが良いでしょう。

 

『伸びても気になりにくい』というメリットを生かして、ひとまずグラデーションカラーかハイライトカラーで染めておけば長くヘアカラーを楽しめます。

 

その後は、例えばお子様を預けられるタイミングの時にまたヘアカラーをすると良いと思います。

 

タイミングが合わなくても、託児施設や親子ルームがある美容室もあるので検討してみましょう。

子育て中のヘアカラーまとめ

子育て中はご自身のタイミングだけでなかなか美容室には行けませんよね。

でもヘアカラーは気になる・・・。

 

せっかくヘアカラーをするならオシャレに楽しめた方が良いし、お手入れは時短で済ませられる方が絶対良い!

白髪も気になりにくくなるならもっと良い!

 

ということで今回は、日々の生活の中に取り入れやすい、かつオシャレなカラーデザインをご紹介しました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

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追記。

僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。

当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。

どこにでもいる普通の少年でした。

でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて

自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき

=世の中にはそんな人が多いはず

=そんな人たちの助けになりたい!

といったような理由で美容師を志すようになりました。

美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。

この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります

 

*1:写真は一部オフィシャルホームページより

美容室カキモトアームズのオフィシャルサイト