髪の色を変えると気分が前向きになりますよね♪
それに加えて、髪が軽やかに動くパーマがかかっていたら更にテンションが上がりますよね!
パーマもカラーもどっちも捨てがたい!
パーマもカラーも楽しみたい!
でも、両方するのはダメージが心配…
色持ち、パーマの持ちも気になる…
パーマとカラーは同時にやっていいの?
分けるならどっちが先?
どのくらい間隔をあけたらいいの?
今回の記事で、そんな疑問に全てお答えします!
※パーマの基礎知識としてこちらの記事を先にお読みください↓
パーマとカラーは同時にやっていいの?
「パーマとカラーを同時に(同じ日に)やりたい!」
そう思ったことはありますか?
実際、 僕もお客様から良く言われるご要望です。
しかし!
基本的にはパーマとカラーは別日にやりましょう!
いくつか理由があるので解説していきます。
髪へのダメージ
1番は髪へのダメージの問題があるからです。
イメージとしては、パーマのダメージとカラーのダメージが、足し算ではなく掛け算になります!
解説していきます。
まず、髪の毛は人の肌と同じく、弱酸性。
それに対してパーマやカラーは反対のアルカリ性です。
(弱)酸性の髪に対して、アルカリ性という反対の性質の薬剤をつけるので傷みます。
そして、髪は傷んでいればいるほど、ダメージに弱く傷みやすいという性質もあります。
パーマとカラーを同日にやるということは、傷みが治らないうちに更にダメージをかけるということです。
どちらかを先にやって、そのダメージ(の原因)を無くしてからであれば、ダメージは足し算で済みます。
しかし、同日に両方やることはダメージの掛け算になるということです。
どちらの持ちも悪くなる
傷んでいる髪は、色持ちが悪いです。
キューティクルが傷つき、コステックスもスカスカなので、中に入ったカラーの色素が外に出ていきやすくなります。
※キューティクル・コルテックスについて、詳しくはこちらの記事を参照ください↓
そして、傷んでいる髪はパーマの持ちも悪いです。
例外もあります!
散々「パーマとカラーを同日にやることはおすすめしません!」と言っておきながら、例外もいくつかあります。
同じ場所に薬剤が付かなければOK
パーマとカラーの薬剤が同じ髪(の場所)に付くとダメージになるので、逆を言えば同じ髪に付かなければ良いとも言えます。
例えば、カラーは根元のみ・パーマは毛先のみにすれば、同じ髪の場所に薬剤が付かないのでダメージは掛け算になりません。
パーマとヘアマニキュア
ダメージという観点からであれば、パーマはヘアマニキュアとであれば同日の施術が可能です。
マニキュアは髪の表面をコーティングするだけなので、そもそも髪に負担は(ほぼ)かかりません。
注意点としては、ヘアマニキュアを塗る手順として、どうしても髪を伸ばすように塗るので、せっかくパーマで曲げた髪を伸ばすことになるため、パーマが少し落ちます。
そして、ヘアマニキュアの後は当然シャンプーをするので、さらにパーマが落ちるリスクがあります。
パーマとカラーはどちらが先?
パーマとカラーを楽しみたい場合は、基本的に先にパーマをかけましょう!
パーマのしくみに理由があります。
パーマは1つめの薬剤で、いったん髪の内部を切ります。
ロッドを巻いた後、2つめの薬剤で巻いた形にくっつけ直します。
この時1つめの薬剤は、髪の内部を切るだけでなく、髪を染めた色素まで壊してしまいます。
したかって、先にカラーをしてしまうと、染めたてでまだ安定していないカラーの色素を、パーマて壊してしまうことになるので、先にパーマをかけてからカラーをしましょう!
パーマとカラーの間隔は1週間以上空けましょう!
何度もお伝えしているように、ダメージを掛け算にしないことが重要です。
髪が弱酸性に安定するのも、パーマやカラーが定着するのも約1週間かかります。
髪を休ませながら、そしてパーマもカラーもしっかり定着させてから次の施術を楽しんでください。
まとめ
パーマもカラーもどちらも楽しめると、当然ながらデザインの幅は広がります。
どちらも楽しむ為のポイントをおさらいすると
①パーマとカラーは同日にやらない
②先にパーマをかける
③1週間以上期間を空けてカラーをする
基本的にこの3点を注意するだけで、極力ダメージを抑えながらパーマもカラーもできますので、担当美容師とよくよく相談の上、計画的にヘアデザインを楽しんでください!