ヘアカラーリスト今井です。
長く担当させていただいているお客様が、以前ご自身のブログで僕のことを書いてくださいました。
その中に、とても印象に残った言葉がありました。
「ニョキニョキ生えてくる白髪を退治したい気持ちが、徐々に徐々に減ってきました」
この言葉、僕はすごくいいなと思ったんです。
白髪が気になる方にとって、白髪はどうしても「隠したいもの」「なくしたいもの」になりやすいですよね。
根元から白い髪が出てくるたびに、
「また白髪が出てきた……」
「そろそろ染めなきゃ」
「白髪染めに行かなきゃ」
と、白髪を見つけることが少し憂鬱になってしまう。
でも、白髪との付き合い方は、それだけではありません。
白髪を「退治する」から「付き合う」へ
今回ブログを書いてくださったお客様は、もともと黒髪の中に白髪があちこちから生えてくるタイプでした。
白髪がまとまって生えているわけではないので、白髪染めをするべきなのかどうかも迷っていたそうです。
そこで始めたのが地毛ハイライト。
全体を一色に染めるのではなく、筋状に明るい部分をつくることで、黒・茶・白が混ざったような髪色にしていきました。
そして、気がつけば地毛ハイライトを始めてから数年。
今ではカラーの頻度も3〜4ヶ月に1度ほど。
ただしその分、根元のつなぎ方や分量調整というプロの技術が毎回必要です。
もちろん白髪そのものがなくなったわけではありません。
それでも以前のように、
「白髪を見つけたから、早く染めなきゃ」
という気持ちが、少しずつ変わっていったそうです。
僕が「地毛ハイライト」をおすすめしている理由のひとつが、まさにここです。
「白髪を染めない」ことが目的ではありません
僕は、すべての方に「白髪染めをやめましょう」と言いたいわけではありません。
白髪をしっかり染めたい方もいらっしゃいますし、それももちろん一つの選択肢です。
ただ、
「白髪が増えてきたけど、ずっと白髪染めを続けるのもちょっと違う気がする」
「白髪が出てくるたびに染める生活から少し離れたい」
「できれば白髪染めの頻度を減らしたい」
「白髪を隠すだけではなく、もう少し自然に付き合っていきたい」
そんなふうに感じているのであれば、ハイライトという方法を知っておいてほしいと思っています。
ただ、ハイライトなら何でもいいわけではありません。
ここは少し大事なところです。
白髪を活かしたり、ぼかすようなハイライトは、単純に「細かくたくさん入れればいい」というものではありません。
以前入れたハイライトが細かすぎたり、量が多すぎたりすると、時間が経つにつれて毛先に明るさが積み重なってしまうことがあります。
そうなると、
「白髪を自然に活かしたかったのに、毛先だけどんどん明るくなってしまった」
ということもあります。
実際に今回のお客様も、以前のハイライトによる明るさが毛先に積み重なっていたため、今は根元のハイライトを程よくつなぎながら、少しずつ分量を減らしているところです。
僕が大切にしているのは、今日きれいに見えることだけではありません。
数ヶ月後、さらにその先まで見ながら、ハイライトを入れていくこと。
だからこそ、3〜4ヶ月に1度というペースでも、無理なく続けていけるようなカラーを考えています。
「白髪をどうするか」ではなく、「これからどう付き合うか」
白髪が増えてきたからといって、すぐに何かを決める必要はありません。
選択肢はいろいろありますが、
白髪染めを続ける。
ハイライトで白髪を活かしていく。
少しずつ白髪を増やしていく。
その人の髪の状態や白髪の生え方、ライフスタイルによって、合う方法は違います。
だから僕は、まず今の髪を見て、その方にとって無理のない方法を一緒に考えることを大切にしています。
「白髪をどう隠すか」だけではなく、
「これから白髪とどう付き合っていきたいか」。
もし今、そんなことを考え始めているなら、一度ご相談ください。
白髪を完全になくすことを目指すのではなく、
白髪があっても、鏡を見るのが少し楽しみになる。
そんなカラーを一緒につくっていけたらと思っています。
僕はカラーリストなので、サロンも1人カラー専門店という形にしています。
カットやパーマはありません。
その分、カラーだけに集中できる環境を作っています。
そして、カウンセリングから施術、シャンプー、仕上げ、お会計まで、すべて僕一人で担当しています。
今回は以上です。
読んでいただきありがとうございます。
ご相談・ご来店をご希望のお客様は、ぜひLINEのQRコードからご連絡ください。
お会いできる日を楽しみにしております。

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追記。
僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。
当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。
どこにでもいる普通の少年でした。
でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて
自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき
=世の中にはそんな人が多いはず
=そんな人たちの助けになりたい!
といったような理由で美容師を志すようになりました。
美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。
この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります
なんでヘアカラーリストになったの?僕の半生の物語。
僕はヘアカラーが大好きです。この仕事は天職とは言わないまでも、自分には向いてると信じて働いています。 僕は、見た目と声、性格からすると、お客様からよく・・・
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