美容室でヘアカラーをして、そのデザインがすごく気に入ったら、出来るだけ退色しないようにキープしたいと思いますよね?
でもどんなにキープし続けたとしても、髪は伸びるので1ヶ月以上経てば根元が気になってくるはずです。
その時、「また前回と同じカラーにしたい!」と思ったら、1番最初に思いつくのは根元を染める=リタッチをすることだと思います。
1色染め=ワンメイク(ワンカラー)ならば簡単にリタッチ出来ます。
では、ハイライトはどうでしょうか?
筋状にランダムに入れているハイライトをリタッチすることができるのか?
答えは「ハイライトもリタッチできます!」
これをお伝えするとけっこうビックリされます。
事実、半信半疑の眼で施術を見ている方もいます。笑
そして本当にハイライトをリタッチしていることを確認して、もう1度ビックリしています。
ということで、こんにちは。
ハイライトのリタッチも得意な
ヘアカラーリスト今井です。
※ハイライトって何?という方は、まずこちらの記事をご覧ください↓
皆さんはどのようにヘアカラーを楽しんでいますか? もちろん楽しみ方は人それぞれ。 例えば、1色染めで毎回テーマを変えても楽しめますよね! 1色だけではなく、線状にハイライトを入れて…あれ?ハイライト?メッシュ??ウィービング??? 色々呼び方はあるけど、違いは何だろう?と思ったことはありませんか?今回の記事で紐解いてみましょう!
・ハイライトのリタッチってどうやるのかが分かります。
・ムダにハイライトが増えないので髪が必要以上に傷まなくなります。
・ハイライトをリタッチできると、気に入っていただいたデザインを何回でもおかわりしていただけます♪
それでは、今回の記事でハイライトのリタッチについてご説明していきます!
ハイライトをリタッチしてヘアカラーを楽しむ
先ほどお伝えしたように、ハイライトはリタッチできます。
気に入ったヘアカラーデザインにした時ほど
「ずっとこのカラーを楽しみたい!」
「次回も同じカラーデザインにしたい!」
と思うのではないでしょうか?
何度もお伝えしているように、そんな時はリタッチすれば良いわけです。
すっかり伸び切ったハイライトも・・・
リタッチすれば元通りのデザインに!
ハイライトのリタッチはセクショニングがポイント
ハイライトのリタッチは、『前回染めたハイライトの根元を頑張ってすくい取る!』という力業ではありません。
正確にすくい取るためには、そもそも1回目のハイライトを正確に入れておくことがもっとも重要です!
そのための必須テクニックがセクショニングです。
セクショニング
定められた基準に従って、頭を12のセクションに分けておくことで、ハイライトを均一に入れることができます。
そして次回ハイライトを入れる時は、また定められた基準に従ってセクショニングをすることで前回のハイライトの根元をすくい取ることができるのです。
ハイライトのリタッチ方法
セクショニングをすることで、前回のハイライトが入っている場所が分かりました。
が、実はそれだけでは前回のハイライトをすくい取ることはできません!
ここから小技を使ってすくい取っていきます。
前回のハイライトを含みつつ、ハイライトの厚み分で毛束をとります。
そして前回のハイライトだけをすくい取っていきます。
その後、伸びている根元の部分のみにカラー剤を塗布します。
これをひたすら繰り返すことで、全てのハイライトをリタッチできます。
ハイライトのリタッチまとめ
いかがでしたか?
ハイライトのカラーデザインは、1度楽しんだら次回が別のデザインにしなければいけない・別のデザインになってしまうと思っている方、又は、どんどんハイライトが増えていってグラデーションみたいになってしまっている方が多いと思います。
もちろん、それが狙いであり、気に入っているなら問題ありません。
でも、継続して同じデザインを楽しみたい場合はリタッチのテクニックが必須です。
いつでも楽しめるようにカラーデザインをご提案させていただきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕で良ければ何でもご相談ください(^_^)
ご相談のみでももちろんOKです。
ご予約も承っております。
ご相談またはご来店をご希望のお客様は、ぜひLINEのQRコードからご連絡ください。
お会いできる日を楽しみにしております。
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追記。
僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。
当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。
どこにでもいる普通の少年でした。
でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて
自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき
=世の中にはそんな人が多いはず
=そんな人たちの助けになりたい!
といったような理由で美容師を志すようになりました。
美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。
この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります
僕はヘアカラーが大好きです。この仕事は天職とは言わないまでも、自分には向いてると信じて働いています。 この記事は、そんな僕の半生の物語です!