ヘアカラーが得意!という美容師が増えていることについて

こんにちは、ヘアカラーリスト今井です。

 

最近「ヘアカラーが得意です!」

という美容師が多くなっています。

 

これはお客様にとっても

美容業界としても

とても良いことです。

 

競合がいるから

その業界が発展する

というのは

どの世界も一緒ですよね。

 

ただ、「ヘアカラーが得意」

と言っている美容師の多くは

今のままだと将来危ういかもしれません。

それを今からお話します。

 

あくまでも自論ですが

お客様目線でも

美容業界人目線でも

面白い視点のなると思うので

ぜひ読んでみてください。

ヘアカラーが得意な美容師が増えた背景と消える理由

まず、ヘアカラーが得意と言っている美容師は

『何をもって得意』なんでしょうか?

 

たしかにこの数年で

ヘアカラーは再ブームしている感はあります。

 

そのキッカケは2つあり

K-POPブームと薬剤の進化

にあります。

 

K-POPのアイドル達は

鮮やかなヘアカラーで

カッコいい&かわいいですよね。

 

日本の10代・20代くらいのハートを

鷲づかみにしています。

そりゃあマネしたくなりますよね。

 

で、実際にヘアカラーをする。

そのときに美容室で扱っているヘアカラー剤が

ひと昔よりも

めちゃめちゃ進化しています。

 

簡単にで言えば

傷みにくいブリーチ&鮮やかな色が出る薬剤です。

 

お客様がやりたいヘアカラーに対して

美容師がちゃんと応えられる環境になった。

 

もちろん美容師が受け身になって

ご要望に応えるだけじゃなく

美容師側からも

より日本人好みの

新しいヘアカラーデザインを

バンバン提案していった。

 

今のヘアカラーブームには

そんな背景があるように思いますし

結局のところ

今、ヘアカラーが得意

と言っている美容師は

この流れの中にあるんだと思います。

 

『じゃあこのまま

このブームが続いていくのか?』

というと

この先また何が流行るかは

僕にも分かりませんが

やっぱりブームというのは

いつか過ぎていくもの。

 

今のヘアカラーの波に乗っかって

ヘアカラーが得意!

と言っている美容師は

このままだと生き残っていくのは

難しくなるワケです。

生き残るヘアカラーが得意な美容師は

じゃあ逆にどういう美容師が(ヘアカラーが)

生き残って行くのか?

 

といえば

『お客様に深い価値を提供している美容師』

ということだと思うのです。

 

抽象的ですが

本質はそこです。

 

ヘアカラーは人生を変えます。

お客様も美容師も。

 

例えば

ヘアカラーをすることで

モテます。

出世します。

ストレスが減ります。

毎日を楽しく過ごせます。

 

ただし

ちゃんと似合うヘアカラーをすれば

です。

 

お客様の頭に

ただデザインを乗っける美容師

ではなく

本質を理解して提供できる美容師

が今後も間違いなく生き残る

と僕は思っています。

 

流行っているから

お客様にやってみた。

だけだと

この先は生き残れないのです。

 

あとは

専門的な知識をどこまで深く理解しているか?

というのも重要。

 

僕が入社する前も

入社して現在までも

ヘアカラーはどんどん進化しています。

デザインもヘアカラー剤も。

 

どんどん新しい切り口のデザインと薬剤が出てくるので

全てを深く理解するのは

結構な時間をかけて学ばないといけません。

 

浅い知識では

お客様の様々なご要望には応えきれないし

それは結局

本質的な深い価値を提供できない

ことになるからです。

とことん【本質】を追求していきましょう。

僕は長くヘアカラー専門の美容師として

仕事をしていますが

今も昔も

『ヘアカラーはカットのついで』

という認識を持っている方が

お客様にも美容師にも多いです。

 

でも、ヘアカラー自体は

これからもなくならないでしょう。

(僕の仕事がなくなってしまう

という個人的な意味ではなく。)

 

そう言えるのは

長くヘアカラーだけをしてきたことで

本質を理解して提供しているからです。

 

もし僕の意見に対して

疑問・質問があれば

コメント欄で聞かせてください。

みんなで議論できたら

面白そうです。

 

では、今回は

ちょっと抽象的な内容でしたが

これからヘアカラーをするにあたって

参考にしてもらえたらと。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

僕で良ければ何でもご相談ください(^_^)

ご相談のみでももちろんOKです。

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追記。

 

僕は小さいころから美容師になろうと思っていたわけではありません。

 

当然、ヘアカラーリストなんて知りもしませんでした。

 

どこにでもいる普通の少年でした。

 

でも高校生のときに少しずつオシャレに気持ちが向いてきて

自分の髪をセットしていても上手くいかなかったとき

=世の中にはそんな人が多いはず

=そんな人たちの助けになりたい!

といったような理由で美容師を志すようになりました。

 

美容専門学校生のときに、ヘアカラーリストとの出会いを経て現在にいたります。

 

この記事では、僕の生い立ちから、どのようなキッカケでヘアカラーリストになったかが分かります